子どもの要求にどれだけ応えるか‥というのは、おそらく皆さんも悩むところだと思います。
子どもが普段は一人でできるようなことも「やって!」と甘えてくると、「自分でできるやろ?」と言いたくなるかもしれません。
しかし、「甘えさせること」と「甘やかすこと」は違います。
「甘えさせる」‥子どものペースに合わせる・情緒的な欲求に応える
子どもができないことや難しいことをサポートしてあげたり、待ってあげる
抱っこしてほしい・聞いてほしい・見てほしいといった情緒的な欲求に応えてあげる
「甘やかす」‥大人の都合で子どものやることを代わりに行う・物質的な欲求に答える
時間がかかるかるとか汚れるとかの理由(大人の都合)で子どものことをやってしまう・先回りして子どものことをやってしまう(過干渉)
子どもに我慢させずに、言われるままに好きなものを買い与える
「甘えさせる」は子どもを中心に置いた関わりですが、「甘やかす」は大人の都合が最優先で、大人中心の関わりです。
当然、「甘えさえる」ことが望ましい関わりであると思いますよね。
幼児期に存分に甘えさせてあげることは、子どもの自立につながります!
子どもが一人でできることを子どもにさせないで、いつも親御さんがやってあげる(甘やかす)ことを、「子どもを可愛がること」と勘違いされている方を見かけます。
その行為は、子ども自身がメインなのか、自分(親)の都合がメインなのか、その点を冷静に自分自身に問いかけてみてください。