先日の続きです。
どんな教育より大切な「五感」と「運動」を伸ばすこと。
まずは「五感」
赤ちゃんは誕生直後から神経細胞同士をつないで脳の中に
ネットワークをつくっています。
脳は、およそ5歳くらいまでに80%の成長を遂げるといわれています。
(90%ともいわれます)
このネットワークづくりに必要なのが「五感」
(見る・聞く・嗅ぐ・触る・味わう)からの刺激です。
脳をバランスよく発達してさせるためには、五感からの刺激が
欠かせないということです。
また、赤ちゃんは五感を持って生まれてきますが、
それらはまだ十分に発達していない状態です。
赤ちゃんは、さまざまなものに触れ、刺激を受けながら五感を発達させていきます。
私たち大人は、そのお手伝いをすることがとても大切です。
なぜなら、人は外の情報を、感覚器官を通して受け取っているからです。
‥というと難しく聞こえるかもしれませんが、
皆さんが、子どもの世話をする時、顔色や表情を目で見て
鳴き声が弱々しいか激しいかを耳で聞き、
抱っこをしながら平熱か高熱か皮膚で感じ、
子どもの様子を判断します。
こんな風に、私たちは日常のさまざまな場面において
五感から取り込んだ情報を元に考え、判断し、行動を起こしています。
五感から正しい情報を受け取れるか、そうでないかは、
思考や行動のあり方に直結するからです。
子どもが引き出しから色んなものを取り出して遊んだりしますよね。
お母さんには、ちょっと迷惑な場面もあるかもしれませんが、
危険なものは取り除いてあげて、
子どもの五感を発達させる「お手伝い」をしていると
捉えてみてはいかがでしょう?!